『「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」さて、どうする?』を読んだ件

※個人の意見です

全国の経営者、管理職が読むべき本。そして私たち雇われているサラリーマンも読むべき本。

上村紀夫さんて産業医の方が書かれている本。労使トラブル解決やメンタルヘルス対策の構築、離職対策のコンサルティング、研修などをされている。

そういや、私の隣の隣の部にも一年くらい休んでいる人がいるな。会社も優しいよね、在籍させてあげてるんだもん。休職の責任が会社(管理職)ならば、待ってあげなければいけないのかな?

メンタル不調を全て会社のせいにされたら困る、がしかし、社員のメンタルを管理するのが管理職の仕事では?とも思う。ループ。

 

自分はどこに当てはまる?

組織の人間は、5つに分類される。

立ち上がり人材/普通人材/優秀人材/ハイポテンシャル人材/ぶら下がり人材

たぶん単語見ただけでこういうヤツのことだなって想像つくと思う。

感じた。わたしはぶら下がり人材なんじゃないかって。会社が優しい、福祉厚生がととのっていることを一番に、それほど仕事にもやる気がなく、ただ組織に浸かって給料だけもらっている人なんじゃないかって!

 

<消極的定着(ぶら下がり)>

会社に不満があっても、居心地はそれほど悪くないから居続ける

会社は好きじゃないけどやりたい仕事はできているからマシ

給料のために働いている

 

幹部社員はほとんど変わらず、新たな挑戦もなく、目先で起こった課題を解決するだけ。働きがいは下がっていくけど、働きやすさは下がらない。働きやすさが安定しているから、辞める人は少ない。こんな組織はぶら下がり人材が増大【要注意】

 

ここからモチベーションを復活させるのはキツいぞ。

仕事を続けるうえでは、働きやすさと働きがいのバランスが大事になってくる。これは人によって求めることが違うし、生活環境によって変化すると思う。

例えばぶら下がりの民にとって、仕事モチベが、働きやすさ100・働きがい0であるとする。

その人が、働きがいを持って働く民になるには。働きがいに半分以上パーセンテージを持ってくる、というイメージだろうか。働きやすさ30・働きがい70みたいな?

いやいや‥‥どうだ??
今の会社でぶら下がってしまったら、その会社で働きがいを求めて働くように変化するより、別の環境で心機一転、働きがいを求める、の方が現実的だと思う。

(現に私は前職を、働きやすさと働きがいを両方喪失したから転職したと思う。“無”から盛り返すにはなかなかきっかけがないと難しいよう)

 

立ち上がり人材(入社して仕事を覚える)⇒普通人材(業務をこなせるようになる)⇒ハイポテンシャル人材(次のリーダーを担う社員になる)⇒優秀人材(みんなの憧れ優秀社員)のルートを漏れた“ぶら下がり人材”にその会社での未来はあるのか?

私よりあいつの方がオニモツだよな、なんて最低なことを考えながらぶら下がっている人も多いのではないだろうか…自分より下の人がいるって、安心するもんね。

 

会社を辞めることは悪いことではない

早期退職を募ったとき、会社はぶら下がり人材を切りたいはずなんだ。でも、辞めていくのは優秀社員やハイポテンシャル人材。

ぶら下がり人材って、割と勤続年数長い。ぬるま湯に浸かりきって、組織の中にうまく身を隠した人たち。

年功序列の日本だから、勤続年数が多ければ給与もそれなり。ぶら下がりは自分からは辞めない。だって居心地がいいんだから。(わたし誰か嫌いな人いるのかな笑)

あと優秀人材も、定期的に入れ替わることで会社の代謝が良くなる。優秀人材は他社でもやっていける人が多いし、今の会社でやれることをやりきってしまったのなら、転職することで、更なるステップアップが望める。

いわゆる卒業。そして卒業、進学先を見つけた優秀人材を引き留めるのは至難の業。

ハイポテンシャル人材からみても、優秀社員がはびこり過ぎていたら、今後、今の会社で自分のチャンスはないかも…と思い転職する人も出てくるだろう。“上がつまっている”状態ってやつ。

ぶら下がりの排除と優秀人材の卒業は、会社にとって良き離職になる。

 

消極的離職と、積極的離職を分けて考えてみる

消極的離職(離脱):メンタルの不調をはじめ、働いやすさのミスマッチによる離職

積極的離職:働きがいのミスマッチによる離職

最近増えているテレワーク、様々な種類の休暇取得制度は、働きやすさを満たしてくれる施策。取り入れやすい施策であり、みんなに平等。

“福利厚生”が充実していることは、会社のアピールポイントになる。消極的離職は防げるかもしれない。一方、ぶら下がりを増やすことにもなる。

推しロス休暇なんて導入しいている企業もあって、なにやってんの?って。○○が結婚したため休みますって、理由言わなければいけないのかな。恥ずかしい笑。取引先になんて説明するの。自分の私生活の嗜好大公開はなんか嫌。

積極的離職を防ぐためには、福利厚生の充実ではいけない。「働きがい」をあげるための機会創出が対策になる。難しい… 何がやりたいかって、何を求めているかって、きっと1人1人違うだろうしね。

 

イマドキの制度も導入している、休暇もとりやすい、福利厚生も充実しているのに、(離職してほしくない人の)離職者がでてしまう。なんで?って。

⇒従業員が求めているモノと、会社が提供しているモノにミスマッチが起きているから。なのね。

他社も導入しているからうちも導入しなきゃ!でとりあえず採用した施策は、会社の自己満にしかなっていない施策が多々あるのではないかと思う。

人事部って難しいんだね。顧客を従業員とし、社内マーケティングを行い、ターゲット層を見つけ、施策をうっていく。

人事部に言われるがままに研修参加させられることあるけど、モチベーションとか、業務に必要がスキルだからってことなのかな。(あんまり感じたことないけど)

 

管理職になりたくないって人が増えているのも分かる。

昔は出世することがステータスだったかもしれないけど、今はそれほどでは?って気がしてる。私は人を管理していくって無理だなぁ。異変に気付かずに、突然辞めますって言われちゃう気がする笑

好き勝手させてもらって、困ったことがあったらマネージャーに投げる。

←私にとっては、これが一番働きやすい環境である。

 

ABOUT US

川野 まゆ
ゆとり世代。保険屋。
CFP/ファイナンシャル・プランニング技能士1級/宅地建物取引士
名探偵コナンと麻雀と韓国ドラマが大好き。
“お金”に関する考え方、価値観は人それぞれです。
わたしの経験と考えのまとめ。こういう考え方もあるよねと気軽な読み物としてどうぞ。