わたしのインスタとフェイスブックの広告は、マネーセミナーに支配されている。金融関係の調べモノしたりネット記事を見たりしているから広告が出てきてしまうのだろうけど、いぃぃぃ~ろんなセミナーがいたるところで開催されているんだなと思う。「確実に資産を増やす」とか「1か月で100万円利益だす」とか、ただ宣伝文句なのかもしれないけど、こんな言って大丈夫なのかなと思うモノも多々。
儲け話を人にしてどうする?
“企業秘密”っていうのがある。儲かる秘訣を誰にも教えないのは当然。人に教えて、その人と利益を分け合ってどうする。
金融商品に関しても同じだと思う。株で儲けることができるのは、みんなが売りたい(株価が下ってきている)ときに自分は買って、みんなが買いたい(株価が上がってきている)ときに自分は売るから。
周りの人と同じ動きをしていても、儲けはでない。むしろマイナスになる可能性の方が高い。株でこれくらい儲かった!!!!とフューチャーされている人がいるけど、それ以上にマイナス食らった人間の方がはるかはるかはるかに多いはず。
世の中に出回っているお金の総量は決まっているので、全員が株で利益を出せるはずがない。利益を得ている人がいる一方で、その人数以上に損失を出している人がいると思う。
よって、これから利益が出そうな銘柄を他人に教える人など、いるはずがないと思っている。みんな一緒に同じ銘柄を買って売っても、だれも儲からない。もしくはその人はすでにその銘柄を購入済で、株価を上げたいがためにみんなに買え買えと進めているか・・・(疑犯罪)
自分に儲け話が回ってくるはずがない
たまにあがってくる詐欺のニュース。出資したお金が返ってこない件。
出資する、しないは個人の自由。重要事項とうたって小さく書いてあるはず→元本割れすることがあります~将来のお支払いをお約束するものではありません~経営状態によりうんぬん~という、言い訳じみた保険の言葉が。だから出資したお金が戻って来なくても、相当な悪意でない限り、返せと言って返してもらうことは難しいのが現実。
資金が必要で、本当に回収できる見込みがあったけど経営がうまくいかず…という、まぁしょうがない件もあるかもしれないけど、コレ儲かるよ~!と大々的にオススメしてくる人、団体たち。なぜ自分のその話が回ってきたのか考えたほうがいい。
普通、儲け話は人にしない。わたしだったらその利益独り占めしたいから、人には教えない。とくに赤の他人には・・。
お金にさわるときには・・
①1つのセミナーを信用しない
1人の話、1つのことに妄信するのがいちばん危険。セミナーに行くのであれば、最低でも主催者がことなる2つのセミナーに行くのではいいのではないだろうか!なにかの試験勉強でも、1冊を徹底的にやりこむのもいいけど、出版会社が異なる2冊で勉強したほうがいいと聞く。(いちばんいいのは2冊を徹底的にやる)
新たな気づきがあったり、同じコトでも違うアプローチを受けることで、より理解が深まると思う。
1つの保険商品だけをみて加入を決めるよりは、面倒でももう1つ見てからにしたほうがいいし、人からいい儲け話を聞いたら、別の誰かに聞いてみたほうがいい。
②その日に即決しない
いろんなことに共通しているが、例えば説明会のその日に契約すれば、料金をサービスするというもの。特典が付いてきたり、入会金が無料だったり何かしらサービスを付けて来る。新築マンションの内覧会だったり、何かのスクールの無料説明会だったり・・・。その日の購買意欲が一番高く、家に帰って悩まれてしまっては意味がないと主催者は分かっているから。
すごいいい保険じゃん!すごい儲かりそうじゃん!今を逃すともったいない!と思っても、いったん別の日、別の時間、別のシチュエーションで考え直してほしい。全然そんなことないじゃん、って思うかもしれない。新しいモノゴトを決めるのに勢いは大事だけど、勢いでお金をえいやっとするのはいただけない。お金持ちならばともかく、無知な一般庶民がいっときの感情に流されて(だまされて)、ロマンス詐欺やオレオレ詐欺や、投資詐欺が存在していると考える。
(頭では分かっているんだけどね…なかなか難しい瞬間もあるのがげんじつ)
マネーセミナーが全て悪いわけではない。役に立つものもあるし、人から教えてもらわないと理解しづらいものも多い。
しかし全て鵜呑みにするのではなく、あとから自分で確認しなおす、同じことを別の人からも聞いてみる、くらいがちょうどいいと思う。
@キレイな月を撮ろうとしたらこんな風に撮れた














